合同記者会見
- 2013年8月30日(金曜)公開
明日の開幕を前に、合同記者会見を行いました。
ヤセミン・サムデレリ監督/おじいちゃんの里帰り
あいち国際女性映画祭にお招きいただきありがとうございます。 私の作品は、私の家族の体験を元に、妹と二人で脚本を書き、コメディタッチで撮りました。私の両親は、外国人労働者としてドイツにやってきて、そのままドイツにとどまりましたので、私はドイツで育ちました。その体験を描いています。
ガウリ・シンデー監督/English Vinglish(英題)
お招きありがとうございます。私の映画は、言葉の問題をテーマにしています。インドでは英語を話せない人を差別的に見るところがあります。言葉が人々を分けるのでなく、本来人々をつなぐものであり、それを伝えたくて映画を作りました。ただ、それだけではなく、普遍的な、女性特有の問題、女性が持っている恐れを克服していくことも描いています。
石丸みどり監督/タカハマ物語
この映画は、市民と一緒に地域で作った映画です。800人がオーディションに参加してくれました。映画制作を通して、若者たちの成長する姿を見ることが出来、素晴らし体験でした。これをきっかけに、地域の将来を考えるようになってくれたようです。
香西志帆監督/猫と電車-ねことでんしゃー
ことでんの100周年記念として制作した映画です。主演3人以外は地元の人々です。私自身、香川で銀行員をしながらの映画制作であり、その思いを二人の姉妹に託して作りました。
山戸結希監督/あの娘が海辺で踊ってる
この映画は、大学3年生の春に映画研究会で制作した映画です。それが、あいち国際女性映画祭で上映されることになり、信じられない気持ちです。
石山知美監督/少女と夏の終り
中学生の女の子2人を主人公にした映画です。少女たちの心の葛藤だけではなく、それを取り巻く社会を描きたいと思い作りました。女性映画祭に招かれましたが、私自身は、映画づくりで、女性を意識したことはありませんが、見てくださったお客様のお話を聞いた時に、男性と女性の違いを感じたことがあります。