羽田澄子監督
- 上映作品: 痴呆性老人の世界
- 8月31日(土)10:30 大会議室
上映終了後、羽田澄子監督と映画祭ディレクター木全純治による高野悦子さん追悼トークがあります
経歴
1926年 1月3日、旧満州大連生まれ
自由学園を卒業
1950年 株式会社 岩波映画製作所の創立とともに入社
写真文庫の編集を経て、記録映画の演出に携わる。
1957年 初演出作品は「村の婦人学級」
1977年 初の自主作品「薄墨の桜」を発表
1981年 岩波映画製作所を退社。その後はフリーで記録映画をつくり始める
1982年 「早池峰の賦」
文化庁芸術選奨文部大臣賞、日本映画ペンクラブ特別推薦
1985年 「AKIIKO―あるダンサーの肖像―」
文化庁優秀映画賞
1986年 「痴呆性老人の世界」
毎日映画コンクール教育文化映画賞、キネマ旬報ベストテン文化映画部門第1位
1990年 「安心して老いるために」
文化庁優秀映画作品賞、山路ふみ子福祉賞
1994年 「歌舞伎役者片岡仁左衛門(6部作)」芸術文化振興基金助成事業
スポニチ文化芸術大賞グランプリ、キネマ旬報ベストテン文化映画部門第1位
1996年 「女たちの証言-労働運動のなかの先駆的な女性たち-」東京女性財団助成事業
1997年 「住民が選択した町の福祉」
1999年 「問題はこれからです」
毎日映画コンクール記録文化映画賞、キネマ旬報ベストテン文化映画部門第1位
2001年 「-元始、女性は太陽であった- 平塚らいてうの生涯」
東京女性財団助成事業、芸術文化振興基金助成事業
日本映画ペンクラブ賞ノン・シアトリカル部門第1位
2004年 「山中常盤」芸術文化振興基金助成事業
日本映画ペンクラブ賞ノン・シアトリカル部門第1位
東京国際女性映画祭、東京フィルメックス、ベルリン映画祭、香港国際映画祭出品、サンフランシスコ国際映画祭、ナント三大陸映画祭 他多数参加
2006年 「あの鷹巣町のその後」前後編・続編
キネマ旬報ベストテン文化映画部門第1位
「終りよければすべてよし」
2008年 「嗚呼 満蒙開拓団」
文化庁映画賞文化記録映画大賞、キネマ旬報ベストテン文化映画部門第1位
日本映画ペンクラブ賞ノン・シアトリカル部門第1位、全国映連賞(監督賞)
2011年 「遙かなるふるさと-旅順・大連-」 文化芸術振興費補助金助成事業
2012年 「そしてAKIKOは… ~あるダンサーの肖像~」
- 著書
- 「早池峰の賦」(平凡社)
- 「安心して老いるために」(岩波書店)
- 「映画と私」(晶文社)
- 「終りよければすべてよし」(岩波書店)
- 受賞
- エイボン芸術賞
- 都民文化栄誉賞
- 第16回川喜多賞
- 朝日社会福祉賞
- 2009年日本映画ペンクラブ賞
- 33回日本アカデミー賞協会特別賞
他多数受賞