レッドマリア
레드마리아
- 8月31日(土)18:00 大会議室(Lコード:40906)
- 愛知初公開/映画祭コーディネーター斉藤綾子トーク
- 韓国/2012/98分
- 監督:ギョンスン
- 出演:グレイス、リタ、モニカ
- 配給: 働く女性の全国センター
前作『ショッキング・ファミリー』で家族制度と家父長制に批判の目を投げかけたキョンスン監督が韓国・日本・フィリピンで取材を重ね、グローバリズムと高度資本主義の中で社会の周縁部に追いやられながらも、たくましく生きるアジアの女性たちに捧げた女性賛歌のドキュメンタリー。家事労働者から、性労働者、非正規労働者、移住労働者、介護労働者、フィリピンのもと「従軍慰安婦」たち、そしてホームレスを選択して生活する女性まで、映画が捉える女たちの労働する姿は実にさまざまだ。それぞれの職業はまったく関係がない。だが、キョンスンは労働する女性たちの映像を巧みに紡ぎながら、いかに女たちがカラダを張って生きているかを見せ、「腹」から始まる女たちの労働の意味を観客に投げかける。韓国の元気フェミニストが撮った異色女性映画。