7日目終了し、残り2日となりました。
今日は朝から、山上千恵子監督「潮風の村から」、戸田奈津子さん講演関連上映「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」、そして、戸田奈津子さん講演と、満席プログラムが続き、ボランティアの皆さんも大忙しの一日なりました。
「潮風の村から」上映後のティーチイン
夜は、李欣蔓(リ・シンマン)監督「親愛」2回目の上映です。
明日は、いよいよ「ショートフィルム・コンペティション」13時スタートです。
朴美和監督「いたいのいたいのとんでいけ」、塚原真梨佳監督「Gray Zone」、マーヤン・コーヘン監督「Honeymoon」、熊谷まどか監督「世の中はざらざらしている」、福崎 Vaishnavi 星良監督「ネオンライト」、柿内友梨恵監督「野ばらの銀河」、仲本有里監督「やみのけ」、以上7名の監督が来場されます。
6日目の今日は、岩崎靖子監督「僕のうしろに道はできる」、そして、朴壽南監督「ぬちがふぅ(命果報)」のドキュメンタリー2本を上映し、監督とのティーチインを行いました。
「ぬちがふぅ(命果報)」は、監督の講演スタイルに近い形になり、限られた時間の中では、質問や感想をお受けできなく申し訳ありませんでした。その代わりということではありませんが、監督には会場の外でお客様とお話しいただく時間を取っていただきました。ありがとうございました。
夜は、旧作ですが、見逃された方、あるいは再度観たいという方のために、タナダユキ監督「ふがいない僕は空を見た」上映、142分というやや長めにもかかわらず、エンドロールが終わる最後までご覧になる方がほとんどでした。
明日も皆さまのご来場をお待ちしております。
映画祭9日間、本日、折り返し点となりました。
今日の目玉は、「増村保造監督×女優若尾綾子」として、「妻は告白する」「『女の小箱』より夫が見た」「清作の妻」の3本を企画上映しました。
上映後には、映画祭コーディネーター斉藤綾子さんによりますレクチャー「女性映画を考える」を行いました。
ただいまは、本日、最後、鶴岡慧子監督「くじらのまち」を上映中です。PFFグランプリということでさすがに若いお客様が目立ちます。
4日目の今日は、10時から宮崎信恵監督「世界一すてきな僕たち私たちへ」、その後、三浦淳子監督「さなぎ~学校に行きたくない~」のドキュメンタリー2本、共に監督が来場され、ティーチインを行いました。
夕方からは、少し古い作品ですが、劇場未公開の2作、レベッカ・ズロトヴスキ監督「美しき棘」、そして、ヴァレリー・ドンゼッリ監督「彼女は愛を我慢できない」、 共にスクリーンで見られるということで、DVD化されているにもかかわらず、たくさんのお客様にご覧いただきました。
明日は、企画ものの「増村保造監督×女優若尾文子」特集として、「妻は告白する」「『女の小箱』より 夫が見た」「清作の妻」の3本を上映し、コーディネーター斉藤綾子さんの「女性映画を考える」を行います。
そして、夜は、PFFアワード2012グランプリの鶴岡慧子監督「くじらのまち」を上映します。
3日目の今日からは、第2会場のみの映画祭となっています。
初日、2日目の賑わいからしますとやや寂しさもありますが、ドキュメンタリーの秀作をじっくりご覧いただくにはかえって良い環境と言えるのではないでしょうか。
1本目が、佐々木有美監督「いのちを楽しむ-容子とがんの2年間」、2本目が酒井充子監督「台湾アイデンティティー」、そして夜は、仕事帰りに海外からの愛知初公開作品をご覧いただけるよう組みましたヤスミン・サムデレリ監督「おじいちゃんの里帰り」をただいま上映中です。
本日2日目、大変濃密な一日となっています。
ウィルホールでは、吉永小百合さんが来場され、「北のカナリアたち」「細雪」の2本ともにウィルホール800名が満席になりました。
また、第2会場の方は、香西志帆監督「猫と電車」、山戸結希監督「あの娘が海辺で踊ってる」、そして今上映中の石山知美監督「少女と夏の終り」と、若手監督の作品3本を上映し、その間にティーチイン、シンポジウムと続き、熱気あふれる一日となっています。
ウィルホールの最後の上映は、ガウリ・シンデー監督「English Vinglish(英題)」、舞台挨拶に続き、上映が始まりました。終了後は、ティーチインが行われます。
あいち国際女性映画祭2013、本日開幕です!
オープニング上映は、ドイツからヤスミン・サムデレリ監督の「おじいちゃんの里帰り」、原題は「アルマニア-ドイツへそうこそ」です。1960年代にトルコからドイツに移民したトルコ人三世代をコメディタッチで描いた作品で、脚本は妹のネスリン・サムデレリさんとの共作とのことです。
上映に先立ち、監督の舞台挨拶がありました。
明日の開幕を前に、合同記者会見を行いました。
ヤセミン・サムデレリ監督/おじいちゃんの里帰り
あいち国際女性映画祭にお招きいただきありがとうございます。 私の作品は、私の家族の体験を元に、妹と二人で脚本を書き、コメディタッチで撮りました。私の両親は、外国人労働者としてドイツにやってきて、そのままドイツにとどまりましたので、私はドイツで育ちました。その体験を描いています。
ガウリ・シンデー監督/English Vinglish(英題)
お招きありがとうございます。私の映画は、言葉の問題をテーマにしています。インドでは英語を話せない人を差別的に見るところがあります。言葉が人々を分けるのでなく、本来人々をつなぐものであり、それを伝えたくて映画を作りました。ただ、それだけではなく、普遍的な、女性特有の問題、女性が持っている恐れを克服していくことも描いています。
石丸みどり監督/タカハマ物語
この映画は、市民と一緒に地域で作った映画です。800人がオーディションに参加してくれました。映画制作を通して、若者たちの成長する姿を見ることが出来、素晴らし体験でした。これをきっかけに、地域の将来を考えるようになってくれたようです。
香西志帆監督/猫と電車-ねことでんしゃー
ことでんの100周年記念として制作した映画です。主演3人以外は地元の人々です。私自身、香川で銀行員をしながらの映画制作であり、その思いを二人の姉妹に託して作りました。
山戸結希監督/あの娘が海辺で踊ってる
この映画は、大学3年生の春に映画研究会で制作した映画です。それが、あいち国際女性映画祭で上映されることになり、信じられない気持ちです。
石山知美監督/少女と夏の終り
中学生の女の子2人を主人公にした映画です。少女たちの心の葛藤だけではなく、それを取り巻く社会を描きたいと思い作りました。女性映画祭に招かれましたが、私自身は、映画づくりで、女性を意識したことはありませんが、見てくださったお客様のお話を聞いた時に、男性と女性の違いを感じたことがあります。
9/6(金)「戸田奈津子さん講演」のチケットは完売しました。
ショートフィルム部門招待作「Ata」のチャーラ・ゼンジルジ&ギヨーム・ジョヴァネッティ監督が日本で撮った最新作「人間(ningen)」が、9月5日から始まるトロント映画祭Comtemporary World Cinema部門に選ばれワールド・プレミア上映されます。
トロント映画祭
プレスリリース