9月7日に5日間の会期を終え終了しました
「祈りよ力となれ」。長年にわたる紛争で疲弊した西アフリカのリベリア。戦火の中で、兵士から略奪され、レイプされ、子どもたちを奪われ、帰る家を失った無力な女たち。「子どもたちのために平和が欲しい」。民族・宗教・政治の壁を乗り越えて国中の女性たちが立ち上がった。そして、女性たちは、団結し、横暴な独裁者に果敢に立ち向かい、ついには戦いを終わらせた。2011年にノーベル平和賞を受賞したリーマ・ボウイーと、命を賭して平和を導いた女性たちを追った奇跡の物語。
国連広報センター連携企画
アフリカの紛争と、連帯する女性の力を考える
国連広報センター根本かおる所長、フリーカメラマンの亀山亮氏、国連地域開発センター所長高瀬千賀子さんをお招きし、西アフリカ地域の紛争と女性たちの現状を、写真とともにお話しいただきます。
国連広報センター所長 根本かおる
テレビ朝日を経て、1996年から2011年末までUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)にて、アジア、アフリカなどで難民支援活動に従事。ジュネーブ本部では政策立案、民間部門からの活動資金調達のコーディネートを担当。WFP(国連世界食糧計画)広報官、国連UNHCR協会事務局長も歴任。フリー・ジャーナリストを経て2013年8月より現職。
写真家 亀山亮
千葉県出身。日本写真芸術専門学校卒業後、中南米の紛争地域へ出向き、撮影を始める。その後、パレスチナ、アフリカの様々な紛争地帯を訪れ写真を撮り続けている。土門拳賞を始め、数多くの写真賞を受賞。
国際連合地域開発センター(UNCRD)所長 高瀬千賀子
国連工業開発機関(在ジャカルタ)にてアソシエートエキスパートとして勤務後、1984年より国連国際経済社会局にて中期予測を含む経済分析を担当。1995年より持続可能な開発に携わる。2005年より経済社会理事会の課題分析など実質面での支援を行う。2011年3月よりUNCRD所長代行、2012年2月より現職。