あいち国際女性映画祭2014は
9月7日に5日間の会期を終え終了しました
9月7日に5日間の会期を終え終了しました
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放射能を巡る狂気と正気をテーマとした、黒澤明監督渾身の社会派ドラマ。70歳の主人公を当時35歳の三船敏郎が好演した話題作。鋳物工場を経営している中島喜一は、核や放射能被害から逃れるために、何故かブラジルに近親者全員で移住しようと計画し、そのために全財産を投入しようとしていた。喜一の家族は、それを阻止するために、彼を準禁治産者とする申立てを家庭裁判所に提出した。
計画を阻まれそうになった喜一は、遂には工場に火を放ち、精神病院に収容されたのだが…。
黒澤作品に数多く出演された香川さんに、黒澤明監督や、その時代を生きた人気女優としての日々をお話いただきます。
プロフィール
東京都出身。1949年映画界入りし、黒澤明監督作品には「どん底」(57年)で初出演。以後、「悪い奴ほどよく眠る」(60年)、「天国と地獄」(63年)、「赤ひげ」(65年)と黒澤監督の名作に出演し、93年には「まあだだよ」で、日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞。