カタロゥガン!ロラたちに正義を!
- 愛知初公開
- 日本/2011年/83分
- 監督:竹見智恵子
- 配給:フィリピン元「慰安婦」支援ネット・三多摩(ロラネット)
ある日、日本兵が村にやって来た。太平洋戦争時のフィリピンでは、日本軍への抵抗運動が続く中、若い女性たちが捉えられて「慰安婦」にされたり、ゲリラへの報復の集団レイプなど激しい性暴力の嵐が吹き荒れた。差別に苦しんできた被害女性たちは、90年代に入り長い沈黙を破って日本政府に謝罪と補償を求める闘いを始めたが、現在も解決していない。カメラは、80才を過ぎた今も闘い続けるロラ(タガログ語でおばちゃん)たちを、マニラ首都圏、ルソン島マパニケ村、レイテ島山間部の村に追った。多数の生々しい証言は、これまであまり知られていなかったフィリピンでの「従軍慰安婦」問題の貴重な資料でもある。ロラたちにカタロゥガン(タガログ語で正義)がもたらされることを願わずにはおられない。
- 9月5日(水)10:00/大会議室(Lコード:40918)
- 監督来場予定