岡田茉莉子さん
- 煉獄エロイカ:9月1日(土)10:30/大会議室
- 鏡の女たち:9月1日(土)13:30/大会議室
- 炎と女:9月1日(土)17:00/大会議室
- 9月1日(土)の大会議室は、「吉田喜重監督特集」として上記3本を連続上映します。また、吉田喜重監督と岡田茉莉子さんのトーク「監督吉田喜重×女優岡田茉莉子 対論」もあわせておこないます。
東京都渋谷区生まれ。
父はサイレント映画時代のスター、岡田時彦。母は宝塚歌劇のスター、田鶴園子。
高校卒業後、母の強い希望により、東宝演技研究所に入る。その年の8月、川端康成原作、成瀬巳喜男監督の映画『舞姫』で、女優としてデビュー。岡田茉莉子の芸名は、亡き父と同様に、谷崎潤一郎によって名づけられる。東宝専属のスターとして数多くの映画に出演。
1957年以後は、女性映画を中心とする松竹に移籍する。
1962年、映画出演百本記念として『秋津温泉』(あいち国際女性映画祭2002上映作品)をみずから企画し、演出を吉田喜重監督に依頼。この作品により、数多くの女優賞を受ける。
1964年、吉田監督と結婚。以後は松竹を離れ、テレビ、舞台にも活躍の場を広げる。
2001年、女優歴50周年の記念すべき年に、映画『鏡の女たち』(あいち国際女性映画祭2002上映作品)に出演。同映画は2002年、カンヌ国際映画祭で特別上映される。これまでに出演した映画は、180本以上。
2009年、自伝『女優 岡田茉莉子』(文芸春秋刊)を上梓。
本映画祭には今回で9回目のゲスト来場。