暖情

暖情

9/6(水)10:00ウィルホール
9/7(木)13:30大会議室
9/9(土)13:30豊明市文化会館
9/10(日)13:30小牧市まなび創造館

  • 原題:暖情
  • 中国/2004年/86分
  • 監督・脚本:ウーラン・ターナ
  • 出演:ソン・ユンチェン、シー・ユンポン、ハシ・ガオワ
6歳の少年、冬冬(トントン)は母親、暁蓮(シャオレン)と父親、大宇(ダイユー)の三人暮らし。しかし父親がリストラ予定であった同僚に同情し、仕事を辞めてしまう。そして母親は昔の恋人を頼って、大連で仕事することを決心し、家を離れる。残された冬冬と父親は母親を探しに大連へ。中国全土を感動の渦に巻き込んだ『暖春』に続く、「暖」シリーズ第2弾。幸せとは何かを問う。

プードルのトリミング

プードルのトリミング

9/7(木)10:00ウィルホール
9/8(金)18:30大会議室
9/9(土)13:30犬山市南部公民館

  • 英題:White Trash
  • スウェーデン/2005年/93分
  • 監督:アネッテ・ヴィンドバルド・ヴォン・ヴァルテー
  • 脚本:カタリーネ・ハウゲン
  • 出演:エヴァ・ルーセ、ニクラス・エングダール、レナ・ニーマン
「あまり物事を深く考えない」がモットーの冴えない犬の美容師リタ。それもそのはず彼女の生活は悩み満載だ。仕事は開店休業状態。親代わりに自分を育ててくれたエデットの介護は肩にズシリとのしかかり、一方で行方知れずの母親への思いは募るばかり。そしてダメ押しのシングル・ライフ。そんなリタに突如、人生の一大転機が訪れる。スウェーデン版ブリジット・ジョーンズの日記。

絹の繭から-日系米人国籍離脱の物語

絹の繭から-日系米人国籍離脱の物語

9/7(木)18:00大会議室

  • 英題:From a Silk Cocoon:Japanese American Renunciation Story
  • アメリカ/2005年/57分
  • 監督:サツキ・イナ、スティーブン・ホーサップル
  • 製作・脚本:サツキ・イナ
今まで語られることがなかった、戦争に翻弄された日系人たちの過去。第二次世界大戦中、二つの収容所に引き裂かれた「帰米」二世の若い夫婦。新婚の二人はアメリカでの夢を砕かれ、忠誠心を裏切られ、ついにはアメリカ市民権を自ら放棄する選択をせざるを得なかった。
同時上映「収容所の子どもたち」(英題:Children of the Camps アメリカ/2000年/57分 監督:スティーブン・ホーサップル 製作・脚本:サツキ・イナ)

エマニュエルの贈りもの

エマニュエルの贈りもの

(C)2005 First Look Media,inc.All Rights Reserved

9/8(金)14:00大会議室

  • 英題:Emmanuel's Gift
  • アメリカ/2005年/81分
  • 製作・監督:リサ・ラックス&ナンシー・スターン
  • 出演:エマニュエル・オフォス・エボワ、ジム・マクラーレン
  • ナレーション:オプラ・ウィンフリー
  • 配給:デジタルサイト
義足のアスリート、エマニュエルに密着したヒューマン・ドキュメンタリー映画。片足の不自由なガーナの青年・エマニュエルが片足だけでガーナを自転車横断し、一躍有名となる。やがて、アメリカに渡ったエマニュエルは、事故で障害をおったアスリート、ジム・マクラーレンとの出会いでトライアスロンに参加。二人のアスリートが訴える”不屈の挑戦と未来への希望”は、全米中に感動の旋風を巻き起こした。

細い目

細い目

9/6(水)14:00ウィルホール

  • 英題:Sepet
  • マレーシア/2004年/104分
  • 監督・原作・脚本:ヤスミン・アフマド
  • 製作:エリナ・シュクリ
  • 出演:ヌン・チュー・セオン、シャリファ・アマニ
マレー系のオーキッドは、金城武の大ファンで、彼の出演作を買うために寄った屋台で中国系のジェイソンを知り合い恋に落ちていく。細い目は中国系マレーシア人の目のことを指す。二人の恋を通し、他民族・多文化社会マレーシアの現在を描く。第18回東京国際映画祭『アジアの風』部門で最優秀アジア映画賞を受賞。

ブラザーズ

ブラザーズ

9/6(水)18:40ウィルホール

  • 英題:Brothers
  • デンマーク/2004年/117分
  • 監督:スサネ・ビア
  • 出演:ウルリク・トムセン、コニー・ニールセン、ニコライ・リー・フォース
刑務所から出たばかりのヤニックは何もうまくいかない生活を送っていたが、兄のミカエルは、家族もキャリアも手にしていた。アフガニスタンの特別部隊の指揮を執るさなか、ミカエルの死が報じられる。弟のヤニックは残された兄・ミカエルの妻に引き寄せられるが、ある日、ミカエルが生きていることを知る。

三池 終わらない炭鉱やまの物語

三池 終わらない炭鉱(やま)の物語

9/6(水)14:00大会議室

  • 日本/2005年/103分
  • 監督:熊谷博子
  • 企画・製作協力:大牟田市、大牟田市石炭産業科学館
  • 制作:オフィス熊谷
  • 撮影:大津幸四郎
  • 出演:三池炭鉱に生きた人々
  • 配給:シグロ
97年に閉山した三池炭鉱。囚人労働、強制連行、炭じん爆発事故・・・150年もの激動の歴史は、日本の近現代史そのものだった。炭鉱に生きた人々の証言に耳を傾け、7年の歳月をかけて撮影した渾身の作品。とりわけ、これまで描かれなかった炭鉱婦や、デモや集会を行った主婦ら女性たちの生き生きとした力強さに圧倒され、明日を生きる勇気がもらえる。各地で反響を呼び、待望の愛知初上映!

母ギーラーネ

母ギーラーネ

9/7(木)16:00ウィルホール

  • 英題:Gilaneh
  • イラン/2005年/84分
  • 監督:ラクシャン・バニエテマド、モフセン・アブドルヴァッハーブ
  • 脚本:ラクシャン・バニエテマド、ファリード・モスタファヴィー、モフセン・アブドルヴァッハーブ
  • 出演:ファタメ・モタメド・アリア
  • 連携協力:福岡市総合図書館
イランの寒村に暮す未亡人、ギーラーネの息子イスマイルは、自ら志願して出兵していった。15年の歳月がたち、息子は化学兵器の攻撃を受け寝たきりになってしまった。医者は息子を施設に入れるように勧めるが、ギーラーネは息子のためにすべてを犠牲にし一人で介護を続ける。戦争によってすべてが狂ってしまった一人の母親の運命を描く。

私たち

私たち

9/7(木)18:40ウィルホール
9/10(日)10:00大会議室
9/9(土)13:30北名古屋市文化勤労会館

  • 英題:you and me
  • 中国/2005年/88分
  • 監督・脚本:マー・リーウェン
  • 出演:コン・チェ、ジン・ヤーチン
北京の四合院に暮らす老女のもとで下宿を始めた女子学生のマー。異なった時間と価値観で生きる二人は何度も衝突を重ねるが、一方で本音のぶつかり合いを通して家族のような強い結びつきも得ていく。どことなく淡い色彩と季節を強く意識させる光の演出が印象に残る。マー・リーウェン監督の実体験に基づいて作られた長編2作目。老女役のジン・ヤーチンは、いくつもの主演女優賞を獲得した。

無名の人-石井筆子の生涯

無名の人-石井筆子の生涯

9/7(木)10:00大会議室

  • 日本/2006年/87分
  • 監督・脚本:宮崎信恵
  • 配給:ピース・クリエイト(有)
日本の近代女子教育者の一人であり、知的障害者福祉の創始者でもある石井筆子の生涯をたどるドキュメンタリー。筆子は、1861年長崎県に生まれ、波乱万丈な人生を84歳まで送った。今まで知られることがなかった石井筆子の業績をさまざまな分野から掘り起こし、激動の時代を切り拓いた女性の人生を浮き彫りにする力作。

ウィンキーの白い馬

ウィンキーの白い馬

9/8(金)10:00大会議室
9/10(日)13:30ウィルホール
9/9(土)13:30半田市福祉文化会館

  • 英題:Winky's Horse
  • オランダ・ベルギー/2005年/96分
  • 監督:ミシャ・カンプ
  • 脚本:タマーラ・ボス
  • 出演:エビー・タム、アーロン・ウォン、ハンニー・ハン
中国=世界だと思っていた6歳の少女ウィンキーがオランダに移り住むことに。異文化の只中で始まった日常生活に戸惑うばかりの彼女を勇気づけたのは、ひょんな事から出会った一頭の白い馬。折りしもクリスマス。サンタさんにお願いすれば一番欲しいものをプレゼントしてもらえると聞いたウィンキーは張り切るのだが・・・。頑なながらも純粋な心をもつ少女の語りが爽やか。彼女のポップな衣装も必見。

あの鷹巣町のその後

あの鷹巣町のその後

9/8(金)12:30ウィルホール

  • 日本/2005年/180分
  • 監督:羽田澄子
  • 製作:工藤充
  • 制作:自由工房
90年代、住民参加を基礎としたデンマーク型高齢者福祉の先進地であった秋田県鷹巣町にいったい何がおきたのか。長年取材を続けた羽田監督が、前二作に続き2003年町長選挙の大敗、2005年3月町村合併、2006年市議選と鷹巣町の激動の政治と住民の思いを見つめた力作。「身の丈福祉」「官から民へ」・・・この小さな町の姿は、今の私達が直面する問題でもある。続編(2006年/59分)も併せて上映します。

ハイジャックフライト93

ハイジャックフライト93

9/8(金)19:00ウィルホール

  • 英題:The Hamburg Cell
  • イギリス/2004年/100分
  • 監督:アントニア・バード
  • 出演:カリム・サラー、マラル・カメル
  • 配給:TMインターナショナル(株)
  • 協力:エイベックス・エンタテインメント(株)
9.11の悲劇をテロリスト集団の視点から描く、初のフィクション作品。レバノン出身の青年ジャラは友人と共にドイツに留学し、ある人物の勧めもありモスクに通ううちに、過激派の集まりに頻繁に出入りするようになっていく。ある時、恋人に行き先も告げず長期の不在をしたジャラは、時折荒々しい言動を見せるようになる。その後、ハンブルクに集結した過激グループが9.11に向けて動き出す。

幸福しあわせのスイッチ

幸福のスイッチ

(C)2006「幸福しあわせのスイッチ」製作委員会

9/9(土)10:00ウィルホール

  • 日本/2006年/105分
  • 監督:安田真奈
  • 原案・脚本:安田真奈
  • 出演:上野樹里、本上まなみ、沢田研二
  • 配給:東京テアトル
家業の電器屋のことしか頭にない父親に反発して家を出て都会で暮らす主人公が、父親の怪我をきっかけに嫌々ながらも家業を手伝うことになる。そこで忘れていた家族(父親と三姉妹)の絆や愛情の深さに気づく感動の物語。主人公・稲田怜役に「スウィングガールズ」の上野樹里、長女・瞳役に本上まなみ、父親役には沢田研二。監督は会社勤めのかたわら映像作家として作品を撮り続けていた。

KAMATAKI 窯焚

KAMATAKI

9/9(土)14:30ウィルホール
※シーンボイスガイド付

  • 英題:Kamataki
  • カナダ・日本/2005年/110分
  • 監督・脚本:クロード・ガニオン
  • 製作:ユリ・ヨシムラ・ガニオン、サミュエル・ガニオン、神崎透
  • 出演:マット・スマイリー、藤竜也、吉行和子、リーサル・ウィルカーソン
自殺を図ったカナダの青年ケンは、日本に住む陶芸家の叔父のもとへやってくる。琢磨(タクマ)叔父は自由奔放。謎の女性刈谷先生や価値観を異にする陶芸家たちと触れ合う共同生活のなかで、陶芸への興味を駆り立てられたケンは、困難な窯焚に一人で立ち向かう。モントリオール世界映画祭にて最優秀監督賞など5部門受賞。

三年身籠る(日本語字幕付)

三年身籠る

9/9(土)19:00ウィルホール

  • 日本/2005年/99分
  • 脚本・監督・原作:唯野未歩子
  • 出演:中島知子、西島秀俊
  • 配給:ゼアリズエンタープライズ
妊娠9ヶ月になる冬子はもうすぐ母になるという実感がわかないままのんびりと暮らしている。夫の徹は、浮気相手とデートして深夜に帰宅したり、服を脱ぎ散らかしたままベッドに入ってくるなど、冬子以上に父親の自覚がない。そんな中、妊娠18ヶ月を迎えても一向に生まれる気配はない。でも、冬子は動じずに淡々と生活を送る。

ステップ!ステップ!ステップ!

ステップ!ステップ!ステップ!

(C)2005 PARAMOUNT CLASSICS,a Division of PARAMOUNT PICTURES ALL Rights Reserved

9/10(日)10:00ウィルホール

  • 英題:Mad Hot Ballroom
  • アメリカ/2005年/106分
  • 監督・製作:マリリン・アグレロ
  • 製作・脚本:エイミー・スウェル
  • 出演:ヨマイラ・レイノソ、ロドニー・ロベス
  • 配給:コムストック
ニューヨークの公立小学校で10年前から実施されている児童育成プログラムを追ったドキュメンタリー。社交ダンスと出会い、コンテストでの勝利を目指してさまざまな体験をしていくうちに、無邪気な子どもの世界から、「紳士・淑女」の世界に足を踏み入れていく。各国の映画祭で熱狂的な人気を得た感動作。

四月の雪

四月の雪

(C)BLUE STORM

9/9(土)13:10大会議室

  • 英題:April Snow
  • 韓国/2005年/107分
  • 監督:ホ・ジノ
  • 出演:ぺ・ヨンジュン、ソン・イェジン
  • 配給:UIP
「八月のクリスマス」の監督ホ・ジノが描くペ・ヨンジュンは、とても繊細でもの悲しい。交通事故で重体におちいった男女が実は不倫関係にあり、その配偶者同士が看病をするうちに互いに惹かれあっていくという究極の不倫愛を淡々とした日常の中に描いていく。極めて少ないセリフの行間から、愛と苦悩に揺れ動く男と女の情感があふれ出す。

白い巨塔

白い巨塔

9/6(水)10:00大会議室

  • 日本/1966年/150分
  • 監督:山本薩夫
  • 製作:永田雅一
  • 出演:田宮二郎、東野英治郎、滝沢修
大学付属病院を舞台に、欲望と利害が渦巻く医学界の内幕を赤裸々に描いた山崎豊子原作の小説を、社会派の巨匠・山本薩夫監督が初めて映画化した問題作。当時、大きな反響を呼び、モスクワ映画祭では銀賞を受賞。その後、5度目の映像化となった唐沢寿明主演のテレビドラマも記憶に新しい。医師の権力争いや医療ミス問題など、そのテーマは現在にも通じる。

エロス+虐殺

エロス+虐殺

9/6(水)17:45大会議室

  • 日本/1970年/168分
  • 監督:吉田喜重
  • 製作:曾志崎信二、吉田喜重
  • 脚本:山田正弘、吉田喜重
  • 出演:細川俊之、岡田茉莉子、楠侑子、高橋悦史
大正時代の革命活動家・大杉栄、そして彼をめぐる2人の女たち・・・女権論者の神近市子と革命家の伊藤野枝。この3人の愛憎のもつれから、神近が大杉を刺すという日陰事件を題材に、前衛的な手法で描く吉田喜重監督の記念碑的な傑作。大正時代と、この事件を研究する女子学生・永子の日常(昭和40年代)との2つの物語が、時空を交差して白昼夢のように展開する。

復讐するは我にあり(追悼今村昌平監督)

復讐するは我にあり

9/9(土)10:00/大会議室

  • 日本/1979年/140分
  • 監督:今村昌平
  • 脚本:馬場当
  • 出演:緒方拳、三國連太郎、ミヤコ蝶々、倍賞美津子、小川真由美
5人を殺害し、全国を逃走した男の生い立ちから死刑執行までを描く、佐木隆三原作の同名小説の映画化。タバコ集金に回っていた男2名の惨殺死体が発見され現金41万円が奪われていた。やがてタバコ配給に従事した運転手、榎津厳が容疑者として浮かぶ。数日後、宇高連絡船の甲板に榎津の遺書と一足の靴が見つかる。

ALWAYS 三丁目の夕日

ALWAYS 三丁目の夕日

(C)2005 「ALWAYS 三丁目の夕日」製作委員会

9/10(日)13:30大会議室

  • 日本/2005年/133分
  • 監督:山崎貴
  • 脚本:山崎貴、古沢良太
  • 出演:吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希
広大なロケセットと最新の技術で昭和33年の東京を見事に再現し、建設途中の東京タワー、集団就職、ご近所が集まってのテレビ観賞、など懐かしい情景の中で繰り広げられる人情劇。下町に住む人たちの心温まるエピソードがいっぱいの感動作。原作はシリーズ総発行部数が1400万部を記録する西岸良平の「三丁目の夕日」。第29回日本アカデミー賞12部門をはじめ国内各映画賞を受賞。