あいち国際女性映画祭期間中は、たくさんの皆様にご協力をいただきました。厚くお礼申し上げます。
お寄せいただきました募金は、日本赤十字社を通じて被災地の義援金配分委員会に送らせていただきました。
あいち国際女性映画祭期間中(9月7日~11日)の募金額
募金額 163,329円
あいち国際女性映画祭事務局
あいち国際女性映画祭2011観客賞
沈黙の春を生きて / 坂田雅子監督
感激で胸がいっぱいです。ありがとうございました。
私が映画を作るようになったのはつい最近のことで、55歳の時に夫を亡くした悲しみから枯葉剤について調べようと思い立ち、一作目の「花はどこへいった」をつくりました。今回の「沈黙の春を生きて」は二作目になります。
この映画は、私が作ったというよりも、映画に登場してくれたベトナム、そしてアメリカの枯葉剤の被害者たちがその思いを語ってくれたことで、映画に魂が与えられたのだと思います。
それだけに皆様がこの映画を選んでくださったということは本当に嬉しいです。このことを映画に出てくれたみんなにも伝えたいと思います。
本当にありがとうございました。
(写真は、坂田雅子監督(中央)愛知県興行協会 堀部俊仁 理事長(左)あいち国際女性映画祭 野上照代 運営委員(右))
愛知県興行協会賞
テンバ 希望の少年 / ステファニー・シチョルト監督
日本の観客の皆さんが、私の映画「テンバ 希望の少年」に賞を与えてくださったことを非常に喜んでおります。
日本は南アフリカからとても離れた場所にあり、日本の人々は今年初頭に起きた壊滅的な地震後、大変多くの問題を処理していかなくてはならない時期にきていて、「テンバ」の内容を評価することは、あなた方の深い人間性が表れているのだと思います。南アフリカにおけるレイプ、エイズ、そして子供が家長となって家を切り盛りするといった暗い問題に焦点を当てているにもかかわらず、「テンバ」は本質的には希望の話であり、逆境の中で偉業を成し遂げる人間の闘志を描いた作品です。つまりこれは、夢を持ち続け、最後には成功を収めるといった話なのです。
新しい映画の撮影のために、貴映画祭に伺えなかったことを大変残念に感じております。そして皆様のご支援に感謝いたします。
ステファニー・シチョルト
あいち男女共同参画財団は、あいち国際女性映画祭を始め、セミナーや講演会など男女共同参画の推進のための事業を行っています