河瀬直美監督(日本)

河瀬直美監督
大阪写真専門学校(現ビジュアルアーツ専門学校)映画科卒業。『萌の朱雀』(1996年)で、1997年カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を史上最年少で受賞。『沙羅双樹』(2003年)は、2003年カンヌ国際映画祭コンペ部門に出品され、『殯の森』(2007年)は、2007年カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。また、小説、エッセイなどジャンルにこだわらず表現活動を続けている。本映画祭には今回で3回目のゲスト来場。

エヴァ・ダール監督(ノルウェー)

エヴァ・ダール監督
1958年、ノルウェー生まれ。自身が制作した短編映画で賞を多数受賞。1985年には長編デビュー作Burning Flowersを制作。1998-2002年にはノルウェー映画協会で編集を務めた。

タンニャ・ナネッテ・バーデンディックさん(ノルウェー エグゼクティブ・プロデューサー)

タンニャ・ナネッテ・バーデンディックさん
1975年、ノルウェー生まれ。『マーズ&ヴィーナス』の他にも、昨年度の当映画祭での上映作品『プードルのトリミング』でもプロデューサーを務めた。

シリエ・ホップランド・アイクさん(ノルウェー エグゼクティブ・プロデューサー)

シリエ・ホップランド・アイクさん
エグゼクティブ・プロデューサー

テレース・ホロさん(ノルウェー プロダクション・マネージャー)

記録映画作家 羽田澄子(日本)

記録映画作家 羽田澄子
1950年岩波映画製作所入社後、写真文庫の編集、その後記録映画の演出に携わる。初演出作品は『村の婦人学級』で、在職中の作品は80本あまりに及ぶ。1981年同社退社後、フリーで記録映画の演出をする。1982年の『早池峰の賦』で女性監督としてはじめて芸術選奨文部大臣賞を受賞。今回、8回目のゲスト来場。

ロスナ・モハマド・カシムさん(マレーシア プロデューサー)

ロスナ・モハマド・カシムさん
1963年、マレーシア生まれ。

ザイナリア・ビンティ・ジョハリさん(マレーシア ポスト・プロデューサー)

小坂史子さん(日本 字幕翻訳家)

小坂史子さん
中国語圏映画やアニメーションの製作コーディネーター・プロデューサー・字幕翻訳家として幅広く活躍。携わった作品に『墨攻』(アソシエイトプロデューサー、字幕翻訳)、『長江哀歌』(字幕翻訳)、『珈琲時光』(プロデューサー)など多数。また、歌手 一青窈の中国語歌詞の監修や、世田谷美術館・台湾の故宮博物院での企画参加など、活躍の幅を広げている。今回初来場。

クリスティナ・ゴダ監督(ハンガリー)

クリスティナ・ゴダ監督
1968年、ハンガリー・ブダペスト生まれ。ロンドンのThe National Film and Television Schoolの映画学(監督専攻)で学び、後にUCLAにて映画学(脚本専攻)を学ぶ。90年代中頃には短編の制作もしたが、それ以前にはCM監督を務めいくつかの賞を受賞している。2005年に"CSAK SZEX ES MAS SEMMII" (Just Sex and Nothing Else) で劇場作品デビュー。人気テレビシリーズ "BARATOK KOZT" (AMONG FRIENDS) の脚本を書いたこともある。

イヴァーン・フェニェー(ハンガリー 主演男優)

イヴァーン・フェニェー
1979年、ハンガリー・ブダペスト生まれ。俳優。ブダペストで有名な伝統あるカトナ・ヨージェフ劇場のメンバーで、舞台ではモリエールの「タルチュフ」などを演じた。本作品では主役のカルチを演じている。本作の後にも2本の主演作がつづく、ハンガリー映画界期待のスターである。

ブケット・アルアクス監督(ドイツ)

ブケット・アルアクス監督
1971年、トルコ・イスタンブール生まれ。ドイツ・ハンブルグで育つ。 ドイツのThe Academy of Fine Artsでコミュニケーション学を学んだ後、ハンブルグ大学にて映画学を専攻。いくつか短編作品を撮り、その後2000年に初の長編作品ANAMの監督を務め、ハンブルグ映画祭で観客賞など受賞。現在は長編作品BABAOGLUとMAX259の制作に取り組んでいる。あいち国際女性映画祭には今回が初来場。

ヤン・ベルガーさん(ドイツ 脚本家)

ヤン・ベルガーさん

(C)Ruth Walz

脚本家。1970年、ベルリン生まれ。

東志津監督(日本)

東志津監督
武蔵野女子大学文学部卒業後、映像の世界へ。PR映画、CMなどの映像製作に参加後、2003年よりドキュメンタリー映画の製作を開始する。2004年、『花の夢』の前身となる作品『あなたの話を聞かせてください〜中国残留婦人 栗原貞子さんの日々〜』で、2004年地方の時代映像祭(市民自治体部門)奨励賞受賞。今回、初来場。

河真鮮監督(日本)

河真鮮監督
韓国ソウル生まれ。1997年に来日し、5年後に永住権を取得。2003年、38歳で日本映画学校に入学し、卒業制作作品として息子の兵役を題材に『URINARA』を製作。今回、初来場。

竹藤佳世監督(日本)

竹藤佳世監督
東京都出身、東京都立大学人文学部卒。映像作家集団「パウダールーム」代表として、上映会、ワークショップ等を企画・開催。『骨肉思考』でイメージフォーラムフェスティバル98大賞受賞。広告代理店勤務・専門学校教員を経て、フリーの映像制作者として若松孝二監督・河瀬直美監督らの作品に参加。今回、初来場。

山田洋次監督(日本)

山田洋次監督
1961年『二階の他人』で監督デビュー。1969年『男はつらいよ』シリーズ開始。2002年『たそがれ清兵衛』は、第26回日本アカデミー賞15部門をはじめ日本映画賞を総なめにし、第76回米国アカデミー賞外国語映画部門にノミネートされた。1996年に紫綬褒章、2004年に文化功労賞を受賞。著書に『映画館がはねて』(1989年、中央公論社)など。2008年1月に最新作『母べえ』が公開予定。

檀れいさん(日本 俳優)

檀れいさん
1990年、宝塚音楽学校に入学。1999年、2002年の二度の中国公演では"楊貴妃の再来"と人気を博す。また、月組・星組で主演娘役に就任した。2005年8月、宝塚歌劇団を退団。2006年12月、『武士の一分』ヒロイン佳世役で銀幕デビューし、各映画賞を多数受賞。山田洋次監督の最新作『母べえ』にも出演が決定している。