あいち国際女性映画祭２００４ゲスト情報


	ゲスト情報

キム・ウンスク監督（韓国）
関係作品名：「氷雨」
関係イベント：ゲストトーク、シンポジウム、交流パーティー

６９年生まれ。韓国映画大学を首席で卒業。その実力はデビュー作にして５０億ウォンというバジェットを任されたことで証明された。韓国映画メジャー作品を製作した初の女性監督となる。

リディア・ボブロヴァ監督（ロシア）
関係作品名：「バブーシャ～おばあちゃん」
関係イベント：ゲストトーク、シンポジウム、交流パーティー

レニングラード国立大学の歴史科卒業後、医薬実験研究所に３年間、さらにロシア国立映画研究所で脚本を学ぶ。レン・フィルムで２年間研修生として働き、８７モスクワの映画監督上級コースに入学。卒業後、初の長編作品「遥か遠くで」の上映で９８年の当映画祭に来場した。今回再来日を果たす。

※監督の代わりに出演女優　オリガ・アニシチェンコさんが来場します。

フランチェスカ・コメンチーニ監督（イタリア）
関係作品名：「ママは負けない」
関係イベント：ゲストトーク、シンポジウム、交流パーティー

６１年ローマ生まれ。ルイジ・コメンチーニ監督の娘で、クリスチーナ・コメンチーニ監督の姉妹。妹パオラもプロダクション･デザイナーという映画ファミリーである。大学で哲学を学び、８４年Pianoforteでデビュー。その後ドキュメンタリー映画等も手がけ、コンスタントに作品を発表している。

ランダ・シャハル・サッバグ監督（レバノン）
関係作品名：「ラミアの白い凧」
関係イベント：ゲストトーク、シンポジウム、交流パーティー

レバノン生まれ。レバノンの歴史についてのドキュメンタリーを多く作り、主要な映画祭に出品された。長編ドラマは数少ないが、フランスで映画製作を学んだ実力者。

※監督の代わりにアシスタント・プロデューサー　ゾヴィグ・タリキアンさんが来場します。

髙山由紀子監督（日本）
関係作品名：「娘道成寺～蛇炎の恋」
関係イベント：ゲストトーク、交流パーティー

慶応義塾大学文学部卒。７５年「メカゴジラの逆襲」で脚本家としてデビュー。「月山」「遠野物語」等のほかテレビ作品の脚本も多く手がける。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で奨励賞を受賞したビデオ「あなたにここにいて欲しい」を経て、９６年「風のかたみ」で長編劇場映画監督としてデビューし、あいち国際女性映画祭に来場。今回で再来場を果たした。

牧瀬里穂さん（日本）
関係作品名：「娘道成寺～蛇炎の恋」
関係イベント：ゲストトーク、交流パーティー

福岡県出身。ＣＭ出演で注目され、９０年「東京上空いらっしゃいませ」で映画デビュー、各映画新人賞を総なめにする。続く「つぐみ」「幕末純情伝」でも話題となり、９２年の「遠き落日」では日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。舞台では「飛龍伝」「狸御殿」「カルメンと呼ばれた女」「櫻の園」など、つかこうへい、宮本亜門、野田秀樹、蜷川幸雄ら人気演出家の作品に多数出演。映画、テレビ、舞台、ミュージカルなど女優として幅広い活躍をしている。２００２年には映画「ターン」で毎日映画コンクール主演女優賞を受賞。他「美しい夏キリシマ」「ジャンプ」ほか出演作が目白押しである。

※牧瀬里穂さんの来場は中止となりました。

渋谷昶子監督（日本）
関係作品名：「兼子～Kaneko」
関係イベント：ゲストトーク、交流パーティー

５４年より五所兵之助、山本薩夫、今井正、新藤兼人らの独立プロ作品でスクリプターとして働く。のちに企画・脚本・演出も手がけるようになり、テレビの教育番組や地方自治体のＰＲビデオ、ＣＭなどを多数製作。１６ミリ作品「挑戦」でカンヌ映画祭ドキュメンタリー部門グランプリを受賞。９７年「鏡のない家に光あふれ」で来場し、今回２回目となる。

中島多圭子監督（日本）
関係作品名：「ＴＡＩＺＯ」
関係イベント：ゲストトーク、交流パーティー

福岡県出身。大学２年の時に、週刊朝日「女子大生シリーズ」の表紙モデルになったのをきっかけに、英国留学を経てキャスターを目指す。大学４年からレポーターやキャスターなど、フリーアナウンサーとして幅広く活動。９９年、写真学校にて技術を習得。その後、一ノ瀬泰造の足跡を追いカンボジア取材へ向い、２００１年４月より本作品の製作を始めた。

野中真理子監督（日本）
関係作品名：「トントンギコギコ図工の時間」
関係イベント：ゲストトーク、交流パーティー

早稲田大学教育学部卒業。テレコム･ジャパンを経てフリーのテレビ・ディレクターとなりドキュメンタリーを多数撮る。㈱マザーランド設立に参加し、２００１年「こどもの時間」で来場。本作品は｢こどもの時間｣から派生したドキュメンタリー第２作目。

舩引亜樹監督（日本）
関係作品名：「人形芸人Dont＆Not」
関係イベント：ゲストトーク、交流パーティー

７０年大阪生まれ。９３年京都市芸術大学卒業後、デザイン事務所勤務を経て９８年独立。テレビ番組「バミリオン・プレジャーナイト」でビジュアル・プロジェクター、グラフィック・デザインを担当。

カトリーヌ・カドウ監督（フランス）
関係作品名：「木場～住めば都～」
関係イベント：ゲストトーク、交流パーティー

パリ在住の映画評論家。フランス映画祭に広い人脈を有するほか、東京大学に留学経験があり、日本語も堪能。日本映画に精通し、サイレント映画を含む１００本以上の映画字幕の翻訳も手がける。黒澤明、大島渚、北野武、宮崎駿などの通訳も務める日本とフランス映画の橋渡し的存在。本作品は、東京の木場という土地をヒューマニストの視点で撮ったドキュメンタリー。