- ドラマ
- 9月1日(火)13:30 ウィルホール(Lコード:40702)/小泉堯史監督×原田美枝子さんトーク 15:40
- 日本/2014/129分
- 監督:小泉堯史
- 出演:役所広司、岡田准一、堀北真希、原田美枝子
- 配給:東宝
城内で刃傷騒ぎを起こした檀野庄三郎は、藩主の側室との不義密通の罪で10年後の切腹と家譜の編纂を命じられ幽閉されている戸田秋谷の監視を命じられる。庄三郎は、秋谷と寝食を共にするうち次第に敬愛の念を抱くようになり、秋谷の無実を確信する。やがて庄三郎は、秋谷が切腹を命じられる原因となった側室襲撃事件の裏に隠された重大な疑惑に辿り着く。原田美枝子さんが清楚な美しさを持つ妻を好演。
「『蜩ノ記』と黒澤監督の思い出」
小泉堯史監督と女優 原田美枝子さんに、映画『蜩ノ記』について、製作秘話などをお話ししていただきます。小泉監督には黒澤監督の助監督を務めた経験が、原田さんには黒澤作品の出演経験があることから、黒澤監督の思い出についても語っていただきます。聞き手は、当映画祭の運営委員である、元黒澤プロダクション・プロダクションマネージャーの野上照代さん。
原田美枝子さん
1974年、『恋は緑の風の中』でデビュー。主な出演作品に『愛を乞うひと』(98)、『折り梅』(02)、『OUT』(02)、『ぼくたちの家族』(14)など。小泉監督が助監督を務めた黒澤明監督作品『乱』(85)、『夢』(90)へ出演。また、小泉監督の初監督作品『雨あがる』(00)へも出演。
小泉堯史監督
1970年に黒澤プロに参加。『影武者』(80)、『乱』(85)、『夢』(90)、『八月の狂詩曲』(91)、『まあだだよ』(93)で助監督を担当。2000年黒澤監督の遺作シナリオ『雨あがる』で初監督。同作品は第56回ヴェネチア国際映画祭で緑の獅子賞を受賞。他の監督作品、『阿弥陀堂だより』(02)、『博士の愛した数式』(06)、『明日への遺言』(08)。