第30回 あいち国際女性映画祭 2025

映画監督の三島有紀子さんがアンバサダーに就任しました!

あいち国際女性映画祭は、2025年度に第30回目を迎えます。
記念すべき30回目の映画祭をより一層盛り上げていくため、日本映画をけん引する映画監督である三島有紀子さんにアンバサダーを委嘱し、イベントへの出演や映画祭公式ウェブサイト等を通じたPR活動等を行っていただきます。

■3月4日(火)アンバサダーの委嘱式を行いました

あいち国際女性映画祭2025運営委員会代表 服部徹より、委嘱状を授与いたしました

  • 委嘱式写真 1
  • 委嘱式写真 2
  • 委嘱式写真 3

    右から
    あいち国際女性映画祭2025運営委員会代表 服部徹
    ディレクター 木全純治
    アンバサダー 三島有紀子
    (公財)あいち男女共同参画財団理事長 平田誠

アンバサダー就任にあたり、三島監督よりコメントをいただきました。

コメント

あいち国際女性映画祭が30年も続いた。すごいことだし、とてもいい映画祭だと思う。
今では「性別は関係ない」という言葉もよく目にするし自分自身も性別ではなく、その人自身を見ることを主に考えているけれど、無意識に判断している〝何か〟はたくさんあるのではないだろうか。この社会で「性別は関係ない」状況なんて今でもほとんどないのではないかとも言える。結局、いろんな局面で性別がいかに影響を与えているのか、その関係性を誠実にみつめていくことによってしか、「性別」から自由になる道はないのではないかと思ったりしている。
この度、アンバサダーという大切な役割、貴重な機会をいただいた。性の「多様性・公平性・受容性」について、この30年の間に何が変わって何が変われないでいるのか、自分自身映画という表現の中で何ができたのかできていないのか、この映画祭が〝30年続いた意味〟とこれから〝続けていく意味〟を今一度きちんと見つめていきたい。

映画監督・三島有紀子

プロフィール

三島 有紀子(映画監督) 繁華街とオフィス街が混濁した大阪堂島で生まれ育つ。4歳から名画座である大毎地下に通い始め、18歳からインディーズ映画を撮り始める。大学卒業後NHKに入局、「NHKスペシャル」「トップランナー」など人間ドキュメンタリーを数多く企画・制作。2003年に独立し、東映京都撮影所などでフリーの助監督として日本映画と現場を学ぶ。ニューヨークでHBスタジオ講師陣の演技サマーワークショップを受ける。
2012年、オリジナル脚本の『しあわせのパン』を発表。『幼な子われらに生まれ』(2017年)では第41回モントリオール世界映画祭で審査員特別大賞、第42回報知映画賞監督賞など国内外で多数受賞。『Red』(2020年)はフランス55館で公開。監督作の6本が韓国、台湾でも公開。2023年公開のセミドキュメンタリー『東京組曲2020』、2024年長編10本目として自主映画で完成させた『一月の声に歓びを刻め』は本映画祭にも招待された。その時ゲストで招待されたカルーセル麻紀さんが、毎日映画コンクール2024の助演俳優賞を受賞。

  • あいち国際女性映画祭2023

    『東京組曲2020』上映(国内招待作品)
    トークイベントゲストとして来場

  • あいち国際女性映画祭2024

    『一月の声に歓びを刻め』上映(特別企画作品)
    トークイベントゲストとして来場

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