フィルム・コンペティションの受賞結果は、次のとおりです。 おめでとうございます!
グランプリ
- 【アニメーション部門】
- 『きつねつき』(日本) 監督:藤井七海
- 【実写部門】
- 『The Banners』(韓国) 監督:ユン・ヘソン
観客賞
- 【アニメーション部門】
- 『きつねつき』(日本) 監督:藤井七海
- 【実写部門】(得票同数、2作品)
- 『The Banners』(韓国) 監督:ユン・ヘソン
『Double Role』(日本) 監督:川西薫
審査委員特別賞
今回、応募作品の中に優れた作品が多くあったため、審査委員の間で協議した結果、審査委員特別賞を設けることといたしました。
- 『Double Role』(日本) 監督:川西薫
受賞者コメント
フィルム・コンペティションの各賞受賞者からコメントをいただきました。
アニメーション部門グランプリ&アニメーション部門観客賞 ダブル受賞『きつねつき』藤井七海監督
実写部門グランプリ&実写部門観客賞 ダブル受賞『The Banners』ユン・ヘソン監督
I was grateful to be invited to AIWFF for the first time with my film, and I’m even more grateful for these honorable awards. While preparing THE BANNERS, I was greatly influenced by Japanese films, especially those that deal with family, so these awards have even greater meaning to me. I’d also like to thank the staff and actors for their hard work on the film.
(事務局訳) 初めてAIWFFにご招待いただき、また、このような名誉ある賞をいただきとても感謝しています。『THE BANNERS』の製作にあたり、日本映画、特に家族を描いた作品に大きな影響を受けましたので、今回の受賞は私にとって、とても大きな意味を持っています。製作スタッフや俳優の皆様のご尽力にも感謝いたします。
観客賞&審査委員特別賞 ダブル受賞『Double Role』川西薫監督 受賞コメント
この度は観客賞及び審査委員特別賞を頂き、誠にありがとうございます。私自身、今作を製作するまで、カーリングもろう文化のことも全く知りませんでした。映画の魅力のひとつは「知らない世界に触れる」ことだと思います。観客の皆様にとって今作がカーリングやろう文化を知るきっかけとなれば幸いです。
<審査員>
- 審査委員長:
- 奥田瑛二(俳優、映画監督)
- 審査委員:
- 服部徹(映画祭運営委員代表)、木全純治(映画祭ディレクター)、
- 佐藤久美(映画祭イベントディレクター)、ショーレ・ゴルパリアン(映画プロデューサー)、
李相美(株式会社Sang Sang Blocks代表取締役)
グランプリ、観客賞という2つの素敵な賞をいただきありがとうございます。「きつねつき」は大学の卒業制作として6人のメンバーで制作した作品です。愛される世界観や誰でも共感できるストーリーを作ることは簡単ではありませんでしたが、沢山の方に観ていただき、直接感想をいただいたことで作品を作った意味を強く実感しました。この作品が誰かの心の癒しになっていれば嬉しいです。