『さらばわが愛、北朝鮮』の監督キム・ソヨン (金素榮)は、韓国のフェミニズム理論やポストコロニアル理論を代表する映画研究者。ベテランの映画批評家としても知られる。本作は、彼女が2014年から手がけたユーラシア大陸に住む高麗人をテーマにした「亡命三部作」のトリを飾る作品である。本講義では、「亡命三部作」を紹介しながら、映像作家としてのキム・ソヨンに焦点を当て、そのアプローチや特徴を明らかにしたい。
プロフィール 東京都出身。上智大学卒業後、米国UCLA映画テレビジョン学部批評学科博士課程修了。明治学院大学文学部芸術学科教授・映画評論家。専門は映画理論、特に精神分析理論、フェミニズム理論、ハリウッド映画論、女性映画論など。
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