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キャロル
- 9月9日(金)18:00/ウィルホール
- 英題:CAROL
- ドラマ
- アメリカ、イギリス/2015年/118分
- 監督:トッド・ヘインズ
- 出演:ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ
- 配給:ファントム・フィルム
- カンヌ国際映画祭2015女優賞受賞、カンヌ国際映画祭2015併設賞クィア・パルム受賞、ニューヨーク映画批評家協会賞作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞受賞
あらすじ
1952年、ニューヨークの高級百貨店でアルバイトをするテレーズは、このうえなく美しい女性、キャロルに一目で心を奪われてしまう。キャロルの美しさに隠された本当の姿を知ったとき、テレーズの憧れは思いもよらない感情へと変わってゆく。
斉藤綾子セレクション
「許されない恋『キャロル』のメロドラマ的想像力」
- 上映後/ウィルホール
今年の2月に公開され、女性同士の愛情を描いた映画として話題を呼んだトッド・ヘインズ監督の『キャロル』。映画の製作背景と原作との関係、そして映画がどのように女性映画とメロドラマの伝統を取り入れながら、同時に新しい視点で「女の欲望」を描いているか見てゆきます。
斉藤綾子
講師:斉藤綾子(明治学院大学教授・当映画祭コーディネーター)
プロフィール東京都出身。上智大学卒業後、米国UCLA映画テレビジョン学部評論学科博士課程修了。明治学院大学文学部芸術学科教授・映画評論家。専門は映画理論、特に精神分析理論、フェミニズム理論、ハリウッド映画論、女性映画論など。