• 女性監督の作品を中心に、日本初公開6本、愛知初公開3本を含む海外作品11本と韓国短編作品を6本、国内作品では愛知初公開4本を含む6本と日本短編作品3本、日本映画名作6本を上映します。

作品紹介

韓国短編作品-2

※写真は『Feel Good Story』

第12回ソウル国際女性映画祭のアジアンショートフィルム&ビデオコンペティション部門で上映された2作品を含め、過去に同部門で優秀賞、観客賞を受賞した韓国短編作品を2部に分け一挙に上映。各監督の原点とも言える初期短編作品に出会えるチャンス!


第2弾は、『坡州(パジュ)』のパク・チャノク監督や『ミスにんじん』のイ・ギョンミ監督の初期短編作品など3作品を上映。


9月10日(金)19:00/大会議室(L コード:45319)
監督来場予定


Garivegas
  • 2005年/19分
  • 監督:キム・ソンミン

朝鮮族や東南アジアからの労働者が多く住む地区、加里峰。国内有数の工業地域だったが、今はデジタル産業団地に変わりつつある。工場の移転に伴い引越すソナは、街に留まることを選んだ友人に見送られて旅立つ。一人の女性の引越しを通し、急速に合理化の進む韓国社会を描く。


Feel Good Story
  • 2004年/36分
  • 監督:イ・ギョンミ

小さな会社のOL ジヨンとヒジンは、上司から帳簿の数字を改ざんする残業を命じられる。仕事内容を訝しむジヨンと気にしないヒジン。温度差の違いから、次第に2人の仲は緊張感に満ちてゆく。「ミスにんじん」のイ・ギョンミ監督が、女性同士の反発と共感を鮮やかに掬い出す。


Oh! Beauriful Life
  • 2003年/16分10秒
  • 監督:キム・インスク

ある面接会場で圧迫面接を受ける女性。彼女は突如、自分のこれまでの人生をラップで紹介し始める。軽快な語り口とは裏腹に、悲惨な彼女の過去が浮き彫りになってくる。悲劇と喜劇を融合させた物語がPV 風映像で展開されるトラジコメディ。ソウル女性映画祭最優秀作品賞受賞。


To Be
  • 1996年/4分
  • 監督:パク・チャノク

夏の夜の満員電車。自分の胸元を見つめたり、痴漢行為に及ぼうとする周囲の男性客に嫌悪する主人公。しかし電車が揺れた拍子に、前に立つ女性のお尻に手が触れてしまう。女性の中の潜在的な欲望を、台詞を排し緊張感ある映像で描く。ソウル女性映画祭優秀作品賞&観客賞受賞。



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