- 作品名:『女のみづうみ』
- 9/2(水)10:00 大会議室/舞台挨拶
東京都渋谷区生まれ。父はサイレント映画時代のスター、岡田時彦。母は宝塚歌劇のスター、田鶴園子。高校卒業後、母の強い希望により、東宝演技研究所に入る。その年の8月、川端康成原作、成瀬巳喜男監督の映画『舞姫』で、女優としてデビュー。岡田茉莉子の芸名は、亡き父と同様に、谷崎潤一郎によって名づけられる。東宝専属のスターとして数多くの映画に出演。1957年以後は、女性映画を中心とする松竹に移籍する。1962年、映画出演百本記念として『秋津温泉』を自ら企画し、演出を吉田喜重監督に依頼。この作品により、数多くの女優賞を受ける。1964年、吉田監督と結婚。以後は松竹を離れ、テレビ、舞台にも活躍の場を広げる。2001年、女優歴50周年の記念すべき年に、映画『鏡の女たち』に出演。同映画は02年、カンヌ国際映画祭で特別上映、03年に公開される。(あいち国際女性映画祭2002特別上映作品)これまでに出演した映画は、180本以上。本映画祭には今回で7回目のゲスト来場。