殯(もがり)の森−愛知初公開

殯(もがり)の森

9/5(水)10:00ウィルホール
ゲスト来場予定

  • 日本・フランス/2007年/97分
  • 監督:河瀬直美
  • 配給:組画
  • 劇場公開予定:2007/9/15〜2007/10/5 シネマスコーレ(名古屋市中村区)
奈良県東部の静かな山間地にあるグループホームで、しげき(うだしげき)は亡き妻との思い出を胸に静かな日々を過ごしていた。そこへ介護福祉士としてやってきた真千子(尾野真千子)もまた、子どもを亡くし心を閉ざして生きていた。ある日、真千子はしげきと一緒に妻の墓参りに森の奥深くへ行くことになる。敬う人の死を惜しみ、しのぶ時間やその場所を意味する「殯(もがり)」という言葉に託して、人間の生と死の接点を描く。2007年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品。

マーズ&ヴィーナス−日本初公開

マーズ&ヴィーナス

9/5(水)10:00大会議室
9/6(木)18:30ウィルホール
9/9(日)13:30田原文化会館
ゲスト来場予定

  • 英題:MARS&VENUS
  • ノルウェー/2007年/92分
  • 監督:エヴァ・ダール
キャリアウーマンのイーダは仕事も私生活も順調。夫マティアスは2人の子どもたちの面倒をよく見る最高の父親だが、ある日マティアスがクルージングボートを買いたいと言い出したことで2人は大ゲンカ。あんなに幸せだった家庭は崩壊寸前になる。ハッピーエンドから始まるこの物語はハッピーエンドで終えることができるのか?火星と金星、この2つの美しい星は同じ空に輝くことができるのだろうか?仕事や家庭など、働く女性の悩みを等身大に描いた作品。

リタの息子−愛知初公開

リタの息子

9/5(水)19:00ウィルホール

  • 英題:LOVE BELONGS TO EVERYONE
  • ベルギー/2006年/83分
  • 監督:ヒルデ・ヴァン・ミーゲム
リタは、26歳の息子デニスが刑期を終えて帰ってくるのを待ちわびていた。しかし、いざデニスが家に帰ってくると周囲の反応はリタが期待したものではなかった。知的障害を抱えた一人の青年に対する、無知ゆえの人々の冷たい仕打ちに苦悩するリタ。さらにデニスは、またしてもリタを悲しませる事件を起こしてしまう。しかしリタはデニスを守るために、そうした現実に真っ向から挑むことを決心する。

ムクシン−愛知初公開

ムクシン

9/5(水)18:30大会議室
9/9(日)10:00ウィルホール
ゲスト来場予定

  • 英題:MUKHSIN
  • マレーシア/2006年/97分
  • 監督:ヤスミン・アハマド
  • フィルム提供:国際交流基金
  • 協力:(財)国際文化交流推進協会(エース・ジャパン)
12歳の男の子ムクシンと10歳の女の子オーキッド。学校の休暇中に出会った2人はすぐ親友になる。ムクシンはオーキッドを自転車の前に乗せ凧あげにでかけ、木登りを教える。しかしある時、ほかの男の子とふざけているオーキッドにムクシンが怒ったことから仲の良かった2人の関係は変化していく。マレーシアの美しい田園や街並みを背景に、淡い初恋と家族・夫婦・親子関係を描く。

無窮動(むきゅうどう)−愛知初公開

無窮動(むきゅうどう)

9/6(木)10:00ウィルホール
ゲスト来場予定

  • 英題:PERPETUAL MOTION
  • 中国/2005年/90分
  • 監督:ニン・イン
夫に届いたメールを見たニウニウは、夫が自分の女友だちの誰かと浮気していることを確信した。ニウニウは怪しいと睨んだ3人を招いて、旧正月のお祝いパーティーを開く。都会に暮らすインテリ女性たちの会話は、他愛のない恋愛観から始まり、密室の中で次第にそれぞれの隠された本音に迫っていく・・・。「北京好日」で北京の下町に暮らす京劇好きの老人たちを活写した監督が、作品のスタイルを大きく変貌させた注目作。

マサイの恋人−愛知初公開

マサイの恋人

(C)2005 Constantin Film, Munich

9/6(木)14:00ウィルホール

  • 英題:THE WHITE MASAI
  • ドイツ/2005年/132分
  • 監督:ヘルミーネ・フントゲブルト
休暇でアフリカ・ケニヤを訪れたカローラは、マサイ族の戦士・レマリアンと運命の出会いをする。民族衣装を身にまとい、武器を持ったレマリアンの姿にすっかり魅せられたカローラは、彼と共にケニアで暮らすことを決心する。盛大な結婚式のあと、新しい生活を始めたカローラだったが、スイスとは180度違うマサイの村での生活になかなか馴染めない。人々の考え方や生活習慣の違いがカローラを苦しめる。同名のベストセラーを映画化した本作は、2005年にドイツで最高の観客動員数を記録した。

チルドレン・オブ・グローリー(公開タイトル『君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956』)
−日本初公開

チルドレン・オブ・グローリー(公開タイトル『君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956』)

9/6(木)14:00大会議室
9/7(金)10:00ウィルホール
9/8(土)13:00北名古屋市文化勤労会館
9/9(日)13:30小牧市まなび創造館
ゲスト来場予定

  • 英題:CHILDREN OF GLORY
  • ハンガリー/2006年/120分
  • 監督:クリスティナ・ゴダ
  • 配給:シネカノン
カルチは水球のハンガリー代表メンバー。1956年、ハンガリー動乱と呼ばれる学生や労働者による暴動が起き、それを友人と見に行くカルチ。そこでヴィキと出会い、彼女にどんどん惹かれていく。そしてヴィキの影響で武装勢力に参加するようになるカルチ。やがて動乱はソビエト軍によって鎮圧され、そして同年11月、対決の場はメルボルンのオリンピックプールに移された。ハンガリー代表は今回こそ祖国の誇りにかけて勝たなければならない対ソビエト代表との試合を迎えた。

オフサイド−日本初公開

オフサイド

9/6(木)18:30大会議室
9/7(金)14:00ウィルホール
9/8(土)13:30豊明市文化会館
9/9(日)13:30大府市勤労文化会館
ゲスト来場予定

  • 英題:OFFSIDE
  • ドイツ/2005年/103分
  • 監督:ブケット・アルアクス
20歳のトルコ系ドイツ人ハヤットは、所属する女子サッカーチームのキャプテン。ある日、サッカーの試合中に胸を蹴られフィールドに倒れこむハヤット。病院で検査をした結果、乳ガンが発見される。手術は成功したものの、片方の乳房を失ったハヤットにとって、それは受け入れ難い現実だった。自分に自信をなくし、全てが上手くいかない。だが、自分の周りにいる大切な人たちの存在によって再びサッカーへの情熱がよみがえり、自分を見つめ直していくハヤット。世界各国の映画祭で観客賞など多数受賞。

花の夢−ある中国残留婦人−愛知初公開

花の夢−ある中国残留婦人−

9/7(金)10:00大会議室
ゲスト来場予定

  • 日本/2007年/97分
  • 監督:東志津
  • 企画・制作:映画「花の夢」製作上映委員会
    いせFILM
「ただ、しあわせを夢見ただけなのに私たちはなぜ棄てられたのか―」忘れ去られようとしている記憶、しかし、忘れてはならない記憶がここにある。(公式パンフレットより)1944年、「お国のために尽くしたい」と中国・満州へ渡り、その後35年間「中国残留婦人」として生きることを余儀なくされた女性たちのことを、あなたは知っていますか?東京の都営アパートで静かな老後を送る81歳の栗原貞子さんの一生を追ったドキュメンタリー作品。

URINARA祖国−母のまなざし、息子の声−愛知初公開

URINARA祖国−母のまなざし、息子の声−

9/7(金)14:00大会議室
ゲスト来場予定
「半身反義(はんしんはんぎ)」同時上映

  • 日本/2005年/60分
  • 監督:河真鮮
「祖国」とは、「軍隊」とは何かを問いかける話題作。小学5年のときに、家族で韓国から日本に移り住んだ安裕祥(アン・ユウサン)。高校3年になって、韓国の徴兵に行かなければならないことを知りとまどう彼の心を、母親である監督のカメラが追う。

半身反義(はんしんはんぎ)−日本初公開

半身反義(はんしんはんぎ)

9/7(金)14:00大会議室
ゲスト来場予定
「URINARA祖国−母のまなざし、息子の声−」同時上映

  • 日本/2007年/90分
  • 監督:竹藤佳世
  • 支援:文化庁
東京オリンピックや万博の映像を数々手掛けた山岸達児は、脳梗塞で倒れ、半身麻痺のまま病院で孤独な日々を送っている。ある日、そんな達児の記録映画をつくろうと試みる映像作家が現れる。やがて映像の中の達児は時空を超えて彷徨(さまよ)い始める。

漁師と妻−愛知初公開

漁師と妻

(C)2005 Constantin Film, Munich

9/7(金)18:40ウィルホール

  • 英題:THE FISHERMAN AND HIS WIFE
  • ドイツ/2005年/102分
  • 監督:ドリス・デリエ
  • 提供:BETA FILM
デザイナーの卵イダは、日本を旅行中に鯉専門の獣医オットーとレオに出会う。イダとオットーは恋に落ち、結婚して子宝にも恵まれる。始めは貧しい結婚生活だったが、イダの仕事が成功し、2人は新しく家を建てる。ごく普通の幸せを望むオットーに対して、野心的で望むものは全て手に入れたいイダ。そんな2人の関係は次第にぎくしゃくしてしまう。親日家で知られるドリス・デリエ監督が新潟県山古志村(現長岡市)でロケを敢行した作品。

デスパレート 愛されてた記憶−愛知初公開

デスパレート 愛されてた記憶

9/7(金)18:40大会議室

  • 英題:GODDESS DF MERCY
  • 香港/2003年/110分
  • 監督:アン・ホイ
  • 配給:アートポート
麻薬捜査官のアンシン(ヴィッキー・チャオ)は、婚約者との結婚に迷っていた。そして不思議な魅力を持つマオジェ(ニコラス・ツェー)と出会い、一夜を共にしてしまう。ある日、アンシンは麻薬密売のおとり捜査で現場に潜入する。だがそこに現れた麻薬密売人はマオジェだった。ニコラス・ツェーとヴィッキー・チャオのアジアを代表する二大スターの共演も話題となったラブサスペンス。

アフター・ウェディング−日本初公開

アフター・ウェディング

9/8(土)10:00ウィルホール

  • 原題:AFTER THE WEDDING
  • デンマーク/2006年/119分
  • 監督:スサンネ・ビア
  • 配給:シネカノン
インドの孤児院で働くヤコブは、デンマーク出身だがもう20年も故国へ帰っていなかった。ある日、彼の孤児院へ多額の寄付をしたいという申し出が舞い込むが、ヤコブ自身がデンマークへ来て書類にサインをすることが条件だった。そしてこの支援者の娘の結婚式に招待されるヤコブ。しかしそこに現れた花嫁の母親は、ヤコブの昔の恋人なのだった。2007年アカデミー賞外国語映画賞ノミネート作品。

白い馬の季節−愛知初公開

白い馬の季節

9/8(土)12:55ウィルホール

  • 英題:SEASON OF THE HORSE
  • 中国・内蒙古自治区/2005年/105分
  • 監督:ニンツァイ
  • 配給:ワコー/フォーカス・ピクチャーズ
モンゴルの遊牧民は先祖伝来のライフスタイルと民族としての誇りを持って生きてきたが、内モンゴルにも都市化の波が押し寄せて来ていた。草原は砂漠化が進み、遊牧の禁止条例が出された。人々は家畜を手放し街へ移り住んでいくが、ウルゲンはあくまでも草原での生活を守ろうとして行政官と対立する。しかしウルゲン一家の生活は苦しくなっていくばかり。民族の伝統文化を守ることはもはや不可能なのだろうか。

終りよければすべてよし

終りよければすべてよし

9/5(水)14:00ウィルホール
ゲスト来場予定
日本語字幕付

  • 日本/2006年/129分
  • 演出:羽田澄子
  • 配給:株式会社自由工房
多くの人が望む死とは、自宅で親しい人に見守られ、安らかな最期を迎えることではないかと羽田監督は言う。映画では、岐阜県池田町にある特別養護老人ホームや東京都を中心とした会員制の先進的な在宅医療、また栃木市などで医師が中心となってつくった在宅医療のシステムを紹介。さらに、日本だけでなくオーストラリア、スウェーデンでの取材を通して、日本の終末期医療の問題を投げかける。何人も死を避けることができない以上、自分がどういう最期を迎えたいのかをこの作品を通してじっくりと考えてみるのもよいのではないだろうか。

みてあそぶアートアニメの世界

シネマ・ピクニック−みてあそぶアートアニメの世界−

9/9(日)14:00大会議室
特別料金:600円

  • 「ズデネック・ミレル作品」
    配給・素材提供:アットアームズ
  • 「ロッテ・ライニガー作品」
    配給:アスミック・エース
  • 「ムーミン パペット・アニメーション」
    配給:プチグラパブリッシング
    提供:アスミック・エース エンタテインメント
シネマ・ピクニック」特別企画として、日頃あまり目にすることのない世界のアート・アニメーション7本を上映します。ドイツの女性影絵アニメーション作家ロッテ・ライニガーの美しくも幻想的な作品から2本、チェコの国民的キャラクター「クルテク」の生みの親ズデネック・ミレル作品から3本、そして日本でアニメ化されたムーミンではなく、原作者トーベ・ヤンソン監修のムーミン・パペットから2本、親子でも、そして子どもだけでも楽しんでいただける番組です。

ゆれる

ゆれる

9/8(土)10:00大会議室

  • 日本/2006年/119分
  • 監督:西川美和
  • 配給:シネカノン
カンヌ国際映画祭2006に唯一の日本映画として正式出品された作品。写真家として東京で成功した弟(オダギリジョー)、地方で家業を継ぐ兄(香川照之)。幼なじみの智恵子(真木よう子)と共に3人で出かけた渓谷で起こった出来事。それは事故なのか、事件なのか…。人間の感情に迫り、心の内面をえぐり出した西川美和監督渾身の一作。第61回毎日映画コンクール日本映画大賞を始め数々の映画賞を受賞した話題作。

さくらん

さくらん

(C)2007蜷川組「さくらん」フィルム・コミッティ

9/8(土)13:30大会議室
PG-12:12歳未満の方には、なるべく保護者が同伴してください

  • 日本/2007年/111分
  • 監督:蜷川実花
  • 配給:アスミック・エース
8歳で遊郭に連れてこられた少女きよ葉(土屋アンナ)。始めは反発するきよ葉だったが、美しさと知性を兼ね備えた高級花魁粧ひ(菅野美穂)に導かれ、吉原一の花魁を目指すことを決意する。恋に揺れ、愛を選び、自分らしく本気で生きる彼女たちの青春。フォトグラファー蜷川実花の描く極彩色の「江戸・時代劇」エンタテインメント。第57回ベルリン国際映画祭特別招待作品、第31回香港国際映画祭特別招待作品。

血は乾いてる

血は乾いてる

9/5(水)14:00大会議室

  • 日本/1960年/87分
  • 監督:吉田喜重
  • 配給:松竹
会社の強硬なリストラ策に抗議し、ピストル自殺を図った木口高志(佐田啓二)。そうした行動が反響を呼び、マス・コミは現代の英雄として賞賛、瞬時にして男は時代の寵児となる。だがそれを自己欺瞞の演技であるとして反発、その失墜を狙う若い記者(三上真一郎)と、木口をコマーシャル・タレントとして利用する宣伝メディアの女性(芳村真理)との葛藤。それは映画が安易に描くヒューマニズムへの批判でもあった。吉田喜重監督来場予定。

細雪

細雪

9/6(木)10:00大会議室

  • 日本/1983年/140分
  • 監督:市川崑
  • 配給:東宝
昭和13年春、着飾った蒔岡家の四姉妹と次女幸子(佐久間良子)の夫貞之助(石坂浩二)は花見に行く。分家の幸子は、一緒に暮らしている三女雪子(吉永小百合)の縁談をすすめているが、本家の長女鶴子(岸惠子)の反対にあう。過去には四女妙子(古手川祐子)の奔放な生活ぶりが騒ぎとなったり、雪子自身が煮え切らなかったりと、うまくいかない。そんな折、本家では鶴子が夫辰雄(伊丹十三)の東京赴任の知らせに動転していた。そして雪子にまた、華族の孫との見合い話がくる。

武士の一分

武士の一分

(C)2006「武士の一分」製作委員会

9/8(土)15:45ウィルホール
ゲスト来場予定

  • 日本/2006年/121分
  • 監督:山田洋次
  • 配給:松竹
第30回日本アカデミー賞13部門受賞作。下級武士の三村新之丞(木村拓哉)は、最愛の妻・加世(檀れい)と幸せに暮らしていた。しかし、藩主の毒見役を務めて失明したことから苦難が始まる。加世が番頭・島田(坂東三津五郎)の罠にはまり、身を捧げてしまう。離縁を決意した新之丞は、「武士の一分」を賭け島田に果し合いを挑む。失われた夫婦の絆と情愛は再び取り戻せるのか…。山田監督最新作『母(かあ)べえ』(吉永小百合主演、2008年1月全国公開)の予告編上映あり。

学校

学校

(C)1993松竹株式会社/日本テレビ放送網株式会社/住友商事株式会社

9/9(日)10:00大会議室

  • 日本/1993年/128分
  • 監督:山田洋次
  • 配給:松竹
舞台は東京の下町にある夜間中学校。教師の黒井(西田敏行)は授業中、まもなく卒業する職業や年齢の違う生徒たちとの思い出を振り返る。やがて、給食の時間に届いた元クラスメートの死という悲しい知らせ。午後のホームルームは、亡くなったクラスメートの思い出を話しながら、いつしか人の幸せについて語り合っていた。熱く語り合う授業に、自閉症で登校拒否児だったえり子(中江有里)が、いつか自分も夜間中学校の先生になってこの場所に戻ってくると宣言をする。

フラガール

フラガール

9/9(日)14:00ウィルホール

  • 日本/2006年/120分
  • 監督:李相日
  • 配給:シネカノン
昭和40年、福島県の常盤炭鉱は大幅な縮小を余儀なくされる。そんな危機的状況を脱するため、ハワイアンセンターを作りフラダンスショーの開催で町興しをしようとする。東京から元花形ダンサーのまどか(松雪泰子)を講師として呼び、フラダンスのレッスンに励む紀美子(蒼井優)や小百合(山崎静代)。お互いの生活環境の違いからの葛藤が生じるものの、その後一丸となって「常磐ハワイアンセンター」のオープンに向けて奮闘する姿を描く。2006年日本アカデミー賞で5冠達成など、各映画祭で賞を総なめにした話題作。